弘前市の桜田市長がリンゴ園地の「放任園ゼロ」を宣言しました。
生産者がリンゴの病害虫撲滅を目指す集会「りんごメーデー」。その中で桜田市長は、放任園ゼロ宣言をしました。
弘前市は、後継者がいないなどの理由で放置されているリンゴ園を、この先３年間でゼロにすることを目指します。
弘前市によりますと、リンゴの放任園は、２０２３年１１月末時点で、全体のおよそ１％に当たる５７．４ヘクタールで、６年前の２０１８年度から３．３倍に増えています。
放任園は病害虫の発生源になるため、弘前市は、木の伐採などにかかる経費を補助します。
【ＪＡつがる弘前 天内正博組合長】
「我々としては本当に心強いですね。昨年ベースで２．６倍の予算が付いたと聞いていますので非常に心強い思いであります」
【弘前市 桜田市長】
「１日でも早く対策を取らないと、この（病害虫）モモシンクイガの発生がどんどん増えていくという恐れがありますので、その対策をいち早く取り組んだということです」
