雪で倒壊した農業用ハウス JA職員らがボランティアで解体撤去 岐阜県高山市

折れ曲がった農業用ハウスの骨組みを撤去する参加者=高山市久々野町 

  3月に降った雪で倒壊した農業用ハウスを解体して撤去する作業が高山市で行われ、JAひだの職員らがボランティアで参加しました。

  高山市では今年3月、水分を多く含んだ雪が降り積り、夏秋トマトやホウレン草を栽培する76の農家のハウス260棟が雪の重みで倒壊しました。

  ボランティア活動は要望があった9つの農家のハウスで行われ、JAグループや県、市の職員ら延べ70人が数日かけて作業に当たりました。

  農地を訪れた参加者は、折れたり曲がったりした鉄製のパイプを一本一本 地面から引き抜き、取り除いていきました。

※JAひだ丹生川支店 高松政治支店長
「私たちは農家の方々が早くハウスを復旧し、今年の営農がしっかりできるようにお手伝いをしたいと思い、ボランティア作業で協力させて頂くことになりました」

  ボランティアを要望した農家は、「春の大事な時期に、本当に助かります」と話していました。

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