王室きってのアイドル・シャーロット王女にチャールズ国王が寄せる「甘い願い」とは

英国のチャールズ国王(ロイター)

がんと闘いながら公務を続ける英国のチャールズ国王は、5人いる孫の中でもシャーロット王女を溺愛しており、誕生の際から「甘い願い」を抱いているという。英紙ミラーが1日に報じた。

国王にはウィリアム皇太子の子供(ジョージ、シャーロット、ロイ)ヘンリー王子の子供(アーチー、リリベット)と5人の孫がいる。特に溺愛する「おじいちゃん」の顔になるのは、2日に9歳の誕生日を迎える王室きってのアイドル・シャーロット王女だという。

国王はかつてシャーロット王女が生まれた際に「大きくなったらこうしてほしい」と甘い願い事をしたという。当時はまだ皇太子だったチャールズ国王は2015年5月、シャーロット王女の誕生から数日後、ドーセット州パウンドベリーを訪れて集まった祈願者たちに「本当に女の子を望んでいた。美しい」と笑顔を見せたという。

さらに将来についても「とても興奮している。孫娘が欲しいと思っていた。私が年老いたときに面倒を見てくれるだろう」と願いつつ、初の孫娘の誕生を手放しで喜んでいたようだ。

現在の王女の正式称号は「HRH・プリンセス・シャーロット・オブ・ウェールズ」だが、年を重ねれば別の称号「プリンセス・ロイヤル」が授与される可能性があるようだ。ただし、伝統的に君主の長女にこの称号が贈られるのは、父親のウィリアム皇太子が国王になってからとなる。

BBCの元王室特派員ジェニー・ボンド氏は王女が将来的にキャリアウーマンとして「働く女性」になる可能性もあると指摘。さらには「その時が来れば、非常に現代的な時代になると思います。シャーロットがより多くの肩書を背負いたいかどうかは疑問です。その頃には彼女は働く女性になっているかもしれません。またその後に状況が大きく変わるかもしれません」と語った。

いずれにせよ最愛の孫娘シャーロット王女に引退後の面倒を見てもらいたいというチャールズ国王の甘い願いは変わりそうにない。

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