【北海道の天気 5/1(水)】ゴールデンウィーク後半は行楽日和が多くも、高い峠は雪もあり 最新の週間予報

(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在

◆サクラ情報

きょう1日(水)は、稚内地方気象台からサクラの開花発表がありました。

サクラ前線は、日本本土の最北端に到達しました。

今年は全道的に平年より10日前後早く、開花しています。

残るは、釧路で、あすにも開花するかもしれません。

札幌市内は、中央区の標本木は散りましたが、

厚別区や南区では、まだお花見が楽しめそうです。

◆きょう1日(水) 定山渓温泉のサクラ

札幌の奥座敷の定山渓温泉街では、サクラが満開を迎えています。

標高が高いため、中心部のサクラより、毎年1週間ぐらい遅れて見ごろとなります。

ソメイヨシノやエゾヤマザクラなど、数種類が一斉に咲き誇る中、

約400匹のこいのぼりが空を泳いでいます。

ゴールデンウイーク後半も、サクラと渓流鯉のぼりの共演が楽しめそうです。

◆あす2日(木)の天気・気温

全道的に晴れるでしょう。

前日より気温が上がり、札幌は5日ぶりに20℃以上です。

オホーツク海側の低温も解消されそうです。

日本海側沿岸は、南風が強まり、花粉が多く飛散しますので、

症状が出る方は体調管理に気を付けて下さい。

◆ゴールデンウィーク後半の天気

3日(金):憲法記念日は、道北でにわか雨がありそうです。

4日(土):みどりの日は、寒の戻りで、全道的に風が冷たく、

高い峠は雪が降るかもしれません。

5日(日):こどもの日の朝は、オホーツク海側の内陸部で、

氷点下まで気温が下がりそうです。

日中は快適な陽気で、行楽やお花見日和です。

6日(月):振替休日は、太平洋側で雲が多く、天気はゆっくりと下り坂です。

連休明けは、低気圧が通過するため、荒れる可能性があります。

今後の情報にご注意下さい。

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