「新しい政治を」「産業を飛躍させる」「リニア開通させたい」4人目が出馬表明 各陣営事務所開きなど準備着々【静岡県知事選】

5月9日の告示までまもなく1週間となった静岡県知事選。各陣営の動きがより一層活発化しています。立候補予定者は自身の主張を具体化しています。

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5月1日、元静岡県副知事の大村慎一氏の事務所開きには、国会議員や大村氏の推薦を決めた自民党県連のメンバー、中部地区の経済界などからおよそ150人が集まりました。

多くの県民に声を届けるため、活舌のトレーニングもして準備を整えます。

<知事選に出馬表明 大村慎一氏>
「静岡から新しい政治、新しい風をここから始めていきたい。その風を全国に届けていきたい。いかがでしょうか!」

さらに、浜松市の県営野球場について「ドームありきの議論は止めて県が示している3案を検証していく」とこれまでよりも踏み込んだ考えを示しました。

一方、前の浜松市長の鈴木康友氏の姿も静岡市内にありました。

<知事選に出馬表明 鈴木康友氏>
「必ず静岡県をスタートアップ先進県にできるんじゃないかという熱い思いをもってこの協会をつくった」

鈴木氏が理事長を務めるスタートアップ企業支援団体の設立式に参加し、自身が政策に掲げる産業政策への意気込みを語りました。

<知事選に出馬表明 鈴木康友氏>
「スタートアップの持つ新しいビジネスの仕組みとか技術が、既存産業とコラボすることによって新しいイノベーションが起こる。これはまた県内の産業を飛躍させるための大きな力になる」

知事選をめぐっては共産党県委員長の森大介氏も出馬を表明していて、1日は静岡市内中心に活動しました。

新たに、政治団体代表で菊川市出身の横山正文氏も出馬を表明。横山氏は「リニア中央新幹線を早く開通させたい」という思いから出馬を決めたと話しました。

1日までに4人が出馬を表明している知事選は、9日告示、26日投開票です。

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