四国ダービーで勝利し「四国ナンバーワンクラブ」の証明を 5月3日にサッカーJ2徳島ヴォルティス対愛媛FC【徳島】

サッカーJ2、徳島ヴォルティスです。

前節12節、ホーム初勝利と今季初の連勝を決め、ようやく長いトンネルを抜け出しつつあります。

そして次節13節、5月3日はホーム鳴門に愛媛FCを迎え、絶対に負けられない“四国ダービー”。

選手たちに意気込みなどを聞きました。

(徳島ヴォルティス 柿谷曜一朗選手(34))

「こんなに最高な試合はない」

“四国ダービー”徳島ヴォルティスと愛媛FC、四国のライバル同士が地域を背負い雌雄を決する一戦。

このJFL時代から続く歴史あるダービーが3日、4年ぶりに開催されます。

(石井隆智アナウンサー)

「連勝で好調のヴォルティス。練習でも笑顔や歓声が響きわたっています。チームの雰囲気の良さがわかります」

現在はリーグ18位と、下位に沈んでいます。

とは言え、今季のヴォルティスは開幕から勝ちに見放され、監督解任などでチームは揺れに揺れ、一時は最下位に沈みました。

しかし、直近の2試合で今シーズン初の連勝、降格圏脱出目前まで勝ち点を積み上げてきました。

(徳島ヴォルティス 増田功作暫定監督(48))

「勝つことが一番。選手たちの自信もそうだけど、やっていることに前向きに捉えられる」

ベテランの柿谷選手は、チームが逆境に耐えながら積み重ねてきたものが勝ちにつながったと話します。

(徳島ヴォルティス 柿谷曜一朗選手(34))

「勝っているから良いのではなく、やっと積み上げてきたものチームでひとつになろう結果が付いてこないから、言葉だけと思われていた部分がようやく花開いてきた。選手たちは、このダービーはお祭りだと」

柿谷選手にとって“四国ダービー”は、思い出深い一戦です、2011年には決勝ゴールもあげました。

(徳島ヴォルティス 柿谷曜一朗選手(34))

「ダービーで活躍することが、どれだけサポーターの記憶に残るかを僕はよく知っている。そういうのを若い選手に経験してほしい」

(前節同点ゴールを決めた 橋本健人選手(24))

「四国ナンバー1のクラブだということを証明したい」

そして、過去の“四国ダービー”で計4得点をあげている、愛媛キラーの渡大生選手は。

(徳島ヴォルティス 渡大生選手(30))

「勝ちを積み重ねることが大事。その中で、このタイミングで“四国ダービー”が来たことは良いこと」

通算成績で見ると、徳島が優位に立っている四国ダービー。

チーム、サポーターが一丸となり、誇りを取り戻す戦いとなるか、3日ホームで愛媛を迎え撃ちます。

(ヴォルティスのサポーター)

「ちょっと大変なこともあるけど、でもみんながんばってるから。それこそが徳島ヴォルティス。勝って一緒に喜びたい」

注目の“四国ダービー”は、5月3日(金)午後1時10分から、ホーム鳴門で行われます。

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