西武・松本航の力投がサヨナラ勝ち呼び込む 先発陣は5戦連続HQSも全員白星つかず

力投する西武先発の松本(撮影・伊東昌一郎)

◆西武3×―1日本ハム(1日、ベルーナドーム)

西武の松本航投手が8回4安打1失点と力投した。

2回に若林の先制ソロで援護をもらうと、球威のある直球を軸に日本ハム打線を封じた。リードを守って好投を続けていたが、7回2死で郡司に左翼スタンドへ同点ソロを浴びた。8回104球を投じて1四球と制球も安定していただけに、悔やまれる1球となった。

西武は4連敗中だったが、先発はすべてハイクオリティースタート(HQS、7回以上投げて自責2以下)を達成している。この試合の松本で5試合連続のHQSとなった。松本は今季2勝目を逃したが、粘り強い投球でチームのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

© 株式会社西日本新聞社