民間企業から初「地元を大事にする学校に」ハウステンボス坂口克彦氏が県立大学理事長に就任《長崎》

県立大学を運営する法人の理事長に、ハウステンボス会長の坂口 克彦氏が就任しました。

坂口新理事長は「ビジネス人生の集大成として期待に応えたい」と話しています。

(大石知事)

「長崎県公立大学法人理事長に任命する」

1日付けで県立大学の理事長に就任した、ハウステンボス会長の坂口 克彦氏69歳。

県庁で大石知事から辞令が渡されました。

(大石知事)

「知見を県政発展のためにいかしてほしい」

(県立大学 新理事長 坂口克彦氏)

「ビジネス人生の集大成になると思うので、今すごくワクワクしている」

坂口氏は、2019年からハウステンボスの社長を務め、去年10月、会長に就任。

県は、コロナ禍でハウステンボスの経営を安定させた手腕は、大学の運営にもいかされるとしていて、民間企業からの就任は初めてです。

(県立大学 新理事長 坂口克彦氏)

「せっかく県立大なので、地元を大事にする学校にした方がいいと思うので、そういうことを考えたい」

ハウステンボス会長と兼務する坂口新理事長。

任期は4年間で「大学では学生と話をする機会をつくりたい」と話しています。

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