【尼崎ボート】鈴谷一平 初日6着から2日目2着2本と巻き返し「方向性は見えてきました」

鈴谷一平

ボートレース尼崎の「第56回六甲賞競走」は1日、予選2日目が行われた。

鈴谷一平(29=兵庫)は2Rで4コースから最内を差して道中3番手から3周1Mで福岡泉水を抜いて2着。後半のイン戦は盛本真輔のまくり差しに屈するも2着に踏ん張った。

タッグを組む52号機は今節が初下ろし。「初日よりは良くなっているけど後半は差がありました。出足はそこそこで、出足から伸びへのつながりも悪くない。ただ直線は甘いですね」と感触自体は悪くないものの課題は残っている。「新エンジンで回転の上がりが良くなくて伸びを求めると出足が死んでしまう」と持ち味の伸びに寄せる調整が思うようにできていない。

ただ「古結(宏)さんにアドバイスしてもらって方向性は見えてきました。ここからもうひと出したいです」と機力底上げへの光明をつかんだ。7月からのA2降格が決まったが、地元戦で〝新期〟一転、好発進を狙う。

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