「巨人0-4ヤクルト」(1日、東京ドーム)
巨人は投打の歯車がかみ合わず完敗した。痛恨の完封負けで今季初の同一カード3連敗。貯金も使い果たし勝率5割となった。
三回までに4失点と相手に主導権を握られ、打線が沈黙した。相手先発・吉村に7回を4安打無得点に封じ込められてしまい、阿部監督は「いいピッチングされたなと思います」と脱帽した。今季ワーストタイの3連敗中、3得点と打線も振るわなかった。9連戦は4勝5敗の負け越しにはなったが、「全部が全部、悪い試合じゃなかったんで」と悲観することもなかった。
3日からは首位を快走する阪神との3連戦(東京ド)に臨む。指揮官は「一番いい相手と対戦できる。仕切り直しでいきたい」と言葉に力を込めた。伝統の一戦でチーム一丸になって虎を退治し、負の連鎖を止める。