決算を読む イビデン 24年3月期 純利益39%減、5年ぶり最終減益 パッケージ基板の需要減で 今期は新工場立ち上げ費用響く

「生成AI関連は好調だが、パソコンやデータセンター向けの需要は低調だ」と話す青木社長

 半導体パッケージ基板大手のイビデン(本社大垣市)が1日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比39.7%減の314億円だった。5年ぶりの減益。主力のパッケージ基板でパソコンの需要回復が遅れているほか、データセンターの投資も低迷した。

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