球場騒然の大乱闘が勃発! 米仰天の殴り合いに日本人ファン衝撃「NPBでは見なくなった光景」「アナウンサーが煽ってるww」

現地時間4月30日にアメリカンファミリー・フィールドで行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ対タンパベイ・レイズの一戦で、両軍入り乱れての大乱闘が起きた。

スタジアムを騒然とさせる出来事が勃発したのは8回表のレイズの攻撃。この回先頭のホセ・シリは一塁ゴロで倒れた後、ブルワーズ3番手の投手アブナー・ウリーベと何やら一触即発の雰囲気に。すると、シリが何事かを呟きながら自軍ベンチへ引き返そうとすると、事態は急転。ウリーベがいきなりパンチを繰り出し、これにシリが応じる形で大乱闘が発生。球場は騒然とした空気に。両選手には退場処分が言い渡されている。
実は伏線となる出来事もあった。シリは3回にブルワーズ先発のフレディ・ペラルタから452フィート(約138メートル)の特大アーチ。確信歩きを披露するが、6回の打席でペラルタから死球を受け、ペラルタと抗議したブルワーズ指揮官のバット・マーフィー監督が退場処分となった。こうした展開が背景にあり、8回の乱闘騒ぎにつながったようだ。

この大乱闘の様子を地元放送局『Bally Sports Wisconsin』がX(旧ツイッター)で動画とともに取り上げ、「ミルウォーキーのベンチが空になった」と伝えると、多数の現地ファンが反応。「ミルウォーキーはどうしていつも騒ぎを起こすんだ」「完全に審判のせい」「ウリーベはTKOを狙っていた」「もし路上でこれをやったら懲役6か月になる。彼を国外追放しろ」などとコメントが寄せられた。また一方で、この乱闘には日本人ファンも多くのコメントを寄せ、「これぞメジャーリーグ」「迫力が違うねぇ」「日本のプロ野球では見かけなくなりましたね」「日本では詰め寄ることはあっても入り乱れての乱闘は近年ありませんね」などと彼我の違いに言及していた。また、中継ではアナウンサーが煽る一幕もあり「Here we go で草」「いやアナウンサー、Here we go!!って煽ってるの?ww」という声も寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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