牛乳パックからはがき手作り 京都府南丹市で親子連れら楽しむ

牛乳パックを原料に手すきはがきを作る親子連れ(南丹市園部町・京都るり渓温泉)

 牛乳パックを原料に「手すきはがき」を作るイベントが28日、京都府南丹市園部町の京都るり渓温泉で開かれた。参加者は、すいた紙に思い思いの飾り付けをし、オリジナルのはがきを作った。

 同施設は市内に拠点を構える雪印メグミルクと連携し、家族連れの多い時期に合わせ、親子で楽しめるワークショップを開いている。

 午前の部には宿泊客など4家族が参加。子どもたちは両親やスタッフと一緒に、牛乳パックを溶かしたパルプ液で紙すきを体験した。はがきの形が出来上がると、星形の色紙などをちりばめて模様を付け、アイロンで水気を飛ばして仕上げていた。

 大阪府池田市から来た小学2年の男の子(7)は「パルプ液はふわっとして気持ち良かった。出来上がったら、仲の良い友達に手紙を書きます」と笑顔を見せた。

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