ライアン・ゴズリング、スタントパフォーマーは映画業界の縁の下の力持ち

ライアン・ゴズリング(43)は、スタントパフォーマーは映画業界の縁の下の力持ちだと話している。

エミリー・ブラント(41)と共演の映画『フォールガイ』(スタントパフォーマーを描いたTVシリーズを大まかに基にした作品)で主演を務めるライアンは、映画ビジネスにおけるスタントパフォーマーの重要性をBBCに語っている。「彼らは僕たちと同じような服を着て、僕たちのために危険なことをしてくれる。代わりに殴られ、身の危険をさらしてくれる」「彼らも役を演じ、同じ組合に所属する俳優だ。でも彼らは顔を隠し、物陰に消え、誰もそこにいなかったことにする」「仕事がうまくなればなるほど、ある意味で消えていく。それは今終わるんだ。僕たちは脚本を放り出すんだよ」

スタントパフォーマーの勇気ある姿勢を賞賛するライアンは更に「彼らは誰よりも危険を冒している。彼らの仕事は芸術であり、メイクや衣装や他の何かと同じようにデザインされているんだ」と続けた

一方エミリーも、スタントパフォーマーは映画ビジネスにおいて非常に重要な存在だと考えているという。「彼らはこのために訓練を積んできて、言葉で言い表せないほどの勇気がある。スタントパフォーマーには生来の謙虚さがあるから、自分たちがしていることを宣伝する必要性を感じないんだと思う。でも、そろそろそうするべきだと思うわ」

そんなライアンは最近、子供たちが大きくなるまでは他の映画の監督をしないと明かしていた。

パートナーのエヴァ・メンデスとの間にエスメラルダ(9)とアマダ(7)を持つライアンは、サンデー・タイムズ紙に「やる気はあるよ...でも監督業はとても時間がかかるんだ。それに、今はまだ子供たちが小さいから本当に24時間家にいる」「だから、将来的にはね。でも今は、家族にとって何が素晴らしいかということを重視している」と話していた。

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