スリップノット、デビューアルバム25周年記念ツアーを発表

スリップノットがこの夏、1999年に発表されたセルフタイトルのデビュー・アルバムの発売25周年を記念したツアーに出る。5月にフロリダ州で行われるウェルカム・トゥ・ロックヴィル・フェスティバルとオハイオ州で行われるソニック・テンプル・フェスティバルでのセットを経て、8月6日にインディアナ州ノーブルズヴィルで「ヒア・カムズ・ザ・ペイン・ツアー」を開始し、8月から9月にかけてニューヨーク、トロント、ダラス、カリフォルニア州イングルウッドなどの都市でライブを行う。

オリジナル・メンバーのクラウンことショーン・クラハンは声明でこう語っている。「ステージに立つたびに、観客が何人来てくれたかなんて気にしたことは一度もない。僕らの文化であるマゴット(ファン)はいつも現れてくるから」「でもバンドとして成長していくにつれて、親密で個人的な瞬間がどんどん少なくなり、大規模なものになってしまった」「だから、アニバーサリーではもっと個人的な時間を作るつもりだが、どのようにするかはまだわからない」「ただ荒っぽくなるのを覚悟しておいてほしい。マゴット文化を広めるのが僕らの仕事だから。君たちはその病気に感染したんだ」

さらにギタリストのジム・ルートはこう付け加える。「僕らは最初のレコードでやったことが大好きだったけど、その後に何かがあるかどうかもわからなかった。ただ人々に聞いてもらいたかっただけ。レコードやショーを完売し、ツアーを成功させることは、どのバンドにとっても目標だ。でも僕らにとって、ある意味では理想的な状況が実現したんだ」

スリップノットは、9月21日にデモインでのノットフェスト・アイオワと、10月11日にカリフォルニア州サクラメントで開催されるアフターショック・フェスティバルで北米公演を締めくくる。

その後、ブラジルとメキシコで公演を行い、12月にはヨーロッパに向かい、12月20日と21日のロンドンのO2 アリーナ公演で幕を閉じる。

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