<高校野球>埼玉県大会、きょうベスト4決定へ 浦和学院を破った西武台、熊谷商、春日部共栄などノーシード勢が躍進 花咲徳栄、昌平、山村学園などシード勢も勝ち上がる きょう準々決勝で予想される好カードは

上尾―立教新座 5回表立教新座1死一塁、代打中田が逆転の左越え2ランを放つ

 春季埼玉県高校野球第6日は2日、県営大宮とUD上尾で準々決勝4試合を行い、ベスト4が決定する。ここまで熊谷商、立教新座、西武台、春日部共栄のノーシード勢が躍進し駒を進めたほか、Aシード花咲徳栄、昌平、Bシード山村学園、Cシード埼玉栄が順当に勝ち上がった。

 3回戦で昨秋4強の浦和学院を破った西武台と、2回戦で同8強の坂戸を下した春日部共栄のカードは好試合が予想される。勝負強い打線が持ち味の立教新座は、投打で堅実さが光る山村学園を攻略できるか。

 最速145キロの右腕エース中村謙を擁し、39年ぶりに春の8強入りした熊谷商は昨秋覇者の花咲徳栄と対戦。2試合計11イニングで計23安打23得点の埼玉栄は、前回王者の昌平とぶつかる。

© 株式会社埼玉新聞社