春季埼玉県高校野球第6日は2日、県営大宮とUD上尾で準々決勝4試合を行い、ベスト4が決定する。ここまで熊谷商、立教新座、西武台、春日部共栄のノーシード勢が躍進し駒を進めたほか、Aシード花咲徳栄、昌平、Bシード山村学園、Cシード埼玉栄が順当に勝ち上がった。
3回戦で昨秋4強の浦和学院を破った西武台と、2回戦で同8強の坂戸を下した春日部共栄のカードは好試合が予想される。勝負強い打線が持ち味の立教新座は、投打で堅実さが光る山村学園を攻略できるか。
最速145キロの右腕エース中村謙を擁し、39年ぶりに春の8強入りした熊谷商は昨秋覇者の花咲徳栄と対戦。2試合計11イニングで計23安打23得点の埼玉栄は、前回王者の昌平とぶつかる。