鈴木誠也、屋外で打撃再開 右腹斜筋張りで離脱中も「怪我したことは意味がある」

取材に対応するカブス・鈴木誠也【写真:編集部】

“無双”の今永に「凄い」連発も…「僕がいるから(笑)」

右腹斜筋の張りで負傷者リスト(IL)入りしているカブスの鈴木誠也外野手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたメッツ戦前に取材に応じた。この日屋外での打撃練習を再開。「外で打つのが初めてで若干怖さはありましたけど思ったよりできたので、また明日この反動が出ないことを祈って次のステップに進めたらなと思います」と先を見据えた。

メジャー3年目の鈴木は、打率.305、3本塁打13打点をマークするなど好スタートを切っていたが、4月15日(同16日)にIL入り。「あの試合のときだけは腰が異常に張っていたので、その原因でいつも動いていたところが動かなくなって、最低限その日やることをやって試合に出たつもりだったんですけど思った以上に自分の出力に体がついていかなかった。原因……分からん。一生懸命やり過ぎた、以上」と振り返った。

現在は復帰に向けてリハビリに励む日々だが「怪我したことには何かすごく意味があると思うので、しっかり考えて今のこの時間を大切にしていかないといけないなと。いつかは絶対に治るので、それを無駄にして適当にやるのか無駄にしないでやるのか、怪我の休んでいる間の意味が変わってくると思うので、特にメンタルのブレもなくリハビリやトレーニングに集中できているかなと思います」と前向きに話していた。

またこの日のチームの先発は今永昇太投手。メジャー1年目で、ここまで5試合に登板して4勝無敗、防御率0.98と“無双”状態だ。これには「凄い」を連発。環境が変わっても動じない姿には「僕はしんどかったので。まあ、僕がいるからじゃないですか」と周囲を笑わせていた。(Full-Count編集部)

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