パドレスがカード勝ち越しで地区2位浮上 連投の松井裕樹は2三振、2四球

○ パドレス 6-4 レッズ ●
<現地時間5月1日 ペトコ・パーク>

サンディエゴ・パドレスが 2連投となった松井裕樹投手(28)は2/3回を投げて2三振、2四球という投球だった。

2対2の同点で迎えた7回表、先発ジョー・マスグローブの後を受け、松井がリリーフ登板。先頭打者インディアに四球を与えると、松井はマウンドの整備を要求。数分間の中断の後、5番マルティニをスライダーで空振り三振に仕留めるも、6番エスピナルには明らかなボール球4球で四球。続く7番キャンデラリオから空振り三振を奪ったところで松井は降板。3番手エニエル・デロスサントスが8番メイリーを空振り三振とし、ピンチを脱出した。

パドレスは直後の7回裏、無死満塁の絶好機でジェーク・クロネンワースが5号グランドスラムを放ち、これが決勝点。本拠地では約3週間ぶりとなるカード勝ち越し。地区2位ジャイアンツの試合前時点で、ジャイアンツを勝率で上回り、ゲーム差無しの2位に浮上した。

松井は17球のうち11球がボール判定と制球に苦しんだが、無失点リリーフ。今季16試合目の登板を終え、防御率2.35をマークしている。

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