首元に“タトゥー”元俳優の若山耀人容疑者を送検…鋭い目つきで下を見据え 宝島龍太郎さん夫妻遺体損壊事件 栃木・那須

宝島龍太郎さん(55)、幸子さん(56)夫妻の遺体を焼いて損壊した疑いで逮捕された、元俳優の若山耀人(きらと)容疑者(20)が2日、送検された。

留置先の東京・大田区の警視庁田園調布署を2日朝に出た際、若山容疑者は終始うつむいていたが、首元には、翼のようなデザインのタトゥーが見え、鋭い目つきで下をじっと見つめていた。

若山容疑者は、岐阜県出身で、2014年度のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で主人公黒田官兵衛の幼少時代を演じて一躍有名になり、放送された年には、プロ野球の始球式も務めた。また、山陽・九州新幹線「みずほ」の姫路駅停車を記念して、姫路駅の一日駅長を務めた事もあり、他にも多くの映画やドラマに出演したが、近年は俳優として活動していなかったようだ。

若山容疑者をめぐっては事件後、同じく宝島さん夫妻の遺体損壊容疑で逮捕され、実行犯とみられている韓国籍の姜光紀容疑者(20)と一緒に、大阪に潜伏していたとみられることが、新たに分かっている。

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