カルテ不正閲覧で停職6カ月、四日市病院の男性技師処分 三重

 三重県の四日市市は1日、職務に関係のない特定の患者のカルテを複数回にわたり不正に閲覧するなどした市立四日市病院医療技術部職員で30代の男性技師を、地方公務員法に基づき停職6カ月(1日から10月31日まで)の懲戒処分にした。

 同院によると、男性技師は、今年1月20日から2月18日にかけて、特定の患者一人のカルテを不正に閲覧し、それによって入手した診察日や電話番号の情報を基に、病院内で待ち伏せしたり、電話番号に複数回にわたり非通知発信して患者の安心を脅かした。

 同院は「公務員・病院職員として個人情報の取り扱いは厳に慎重に行わなくてはならないにもかかわらず、このような行為は当院の信用を大きく失墜するもの」とし、処分を決めた。

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