コロナ協力金詐取容疑で40歳男逮捕 既に閉店も申請で150万円 千葉県警

千葉県警本部

 千葉県から新型コロナの「感染拡大防止対策協力金」をだまし取ったとして、県警は1日、詐欺の疑いで千葉市中央区の自営業の男(40)を逮捕した。逮捕は2回目。

 逮捕容疑は2022年3~5月、経営していた同区の飲食店が既に閉店していたのにもかかわらず、「県感染拡大防止対策協力金支給事業」に3回申請して、150万円をだまし取った疑い。

 容疑者は自身が経営する別の飲食店で県のプレミアム食事券で不正決済したなどとして電子計算機使用詐欺・同未遂の疑いで逮捕、起訴されている。

 県警捜査2課によると、不正決済事件の捜査過程で発覚した。正規の申請もあったという。認否を明らかにしていない。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)

© 株式会社千葉日報社