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長崎県佐世保市の伝統工芸品、三川内焼の窯元を巡る「はまぜん祭り」が1日、三川内皿山一帯で始まった。17の窯元が参加し、陶磁器ファンらでにぎわっている。5日まで。
各窯元では茶わんや小皿などさまざまな器が並び、品定めする姿が見られた。また、職人技の本格的な絵付けを体験できるワークショップなど新しい企画もあり、来場者は線描の世界を楽しんでいた。東京から初めて訪れた太田周さん(31)は「緻密で精巧、職人の技術の高さに驚いた」と話していた。
「はまぜん」は陶磁器を焼成する際、ゆがみを防ぐために器の下に置く道具で、一度しか使われない。祭りは、「はまぜん」に感謝し、三川内焼の魅力を発信しようと開催され、今回で38回目。