汐れいら、彼女を亡くしたバンドマンを主人公にした新曲「備忘ロック」配信スタート&MV公開

汐れいらの新曲「備忘ロック」が5月1日(水)に配信リリースされ、Music Videoも公開となった。 ▼「備忘ロック」Music Video https://youtu.be/eNUEbSnkI70

今作は“彼女のことでしか曲を作れないバンドマン”を歌った曲。主人公のバンドマンは、二度と会うことができない彼女との生活や交えた言葉を振り返り、まるで備忘録を作るかのように言葉を紡いでいく。汐れいらが曲にするのは、“この世界のどこかにいるかもしれない誰か”のこと。物語を描くように楽曲を制作しているが、今作はライブでも披露したことのある、ファンにはお馴染みの泣き歌。 Music Videoは、Teleや新東京などの作品も手掛ける井上青が監督を務め、モデル / 俳優の山口レオが出演し「備忘ロック」の主人公を演じている。撮影は関東近郊のとある採石場で行われ、人の記憶の「不確かさの中にある具体」をテーマに、楽曲の主人公であるバンドマンが振り返る過去と心象風景を幻想的に描いている。

汐れいら セルフライナー

青春、人それぞれ。人生も、それぞれ。

僕の青春の真ん中には「彼女のことをかいた音楽」がいた。

たとえ色褪せてしまっても、いつか幕が閉じてしまうような日々を、人を、ものを、忘れずに連れていきたい。どうか死んでも憑いてきてほしいと思いながら。

“彼女がいなきゃいい曲をかけないバンドマン”より

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わたしも、自分の音楽、それを愛してくれてる人、それを愛せてる今、今のわたしにしてくれたぜんぶを込めて、備忘録として歌っていきたい。

なお、汐れいらの自主企画ライブ『ウシオマエロマエ vol.5』が東阪で開催予定。東京公演は既にSOLD OUT。大阪公演は6月2日、大橋ちっぽけ・Re:nameを迎えて開催される。 【汐れいら プロフィール】

2002年2月9日生まれ

東京都江戸川区出身。

“この世界のどこかにいるかもしれない誰か”のことを曲にするシンガーソングライター。

家族の影響で小さい頃から歌うことが好きだった。

あがり症を克服するため高校の軽音部に所属するも、コピーするより、自分で作った方が楽しいと気づき、16歳の頃から作詞 / 作曲を始める。

歌うことと同様に、何かを創造することも好きだった。

とりわけその中でも誰かを主人公にしたお話をつくりだすのが好きで、小説を書くことができることに魅力を感じ、芸術大学の文学科を受験。

その中で自身の言葉選びは音楽に乗せる方が余白を活かせることができ自分に合っていると感じ、音楽、1本で生きていくことを決意。

澄んでいて、そして、強く響く声。何度も聞きたくなる、中毒性のあるメロディー。

そして唯一無二の世界観を巧妙に表現するライティングセンスが魅力。

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