久保建英 パリ五輪出場プランに回避を求める声「ケガが怖い」「たしかにリスクがある」

東京五輪には出場した久保建英

7月開幕のパリ五輪出場を決めたサッカー男子のU―23日本代表がスペイン1部レアル・ソシエダードのMF久保建英(22)の招集を検討していることに不安の声も出ている。

U―23日本代表の大岩剛監督は本大会に向けて、東京五輪にも出場した久保の招集を切望。久保自身も再び大舞台に挑む意向という。しかし五輪については、国際サッカー連盟(FIFA)主催大会ではないことなどからクラブ側に選手を派遣する義務はない。あくまでクラブと各国協会の話し合いで合意を得なければならない。

スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「クラブはタケが五輪に出ることに賛成してない。リーグ開幕の数週間にこれほどの消耗にさらされないことを望んでいる」とし、スポーツディレクターを務めるロベルト・オラベ氏が「我々が彼(久保)の健康面を考えるのは普通のことだ。スケジュールは厳しいので選手たちをケアしなければならない」と語ったという。

クラブ側は久保と話し合いを行う予定で今後が気になるところだが、SNSやネット上では「久保が五輪でプレーするところを見たい」「久保が入れば攻撃力も上がる」という声とともに「ケガが怖いからムリしないでほしい」「(同僚の)スビメンディが負傷したから出せないのでは」「移籍したら五輪なし」「たしかにリスクはある」と〝五輪回避〟を望む意見も書き込まれていた。

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