異変…男女が暮らす家、女が服に火を付ける 急いで水をかけて消火した女逮捕 外出していた男性、帰宅して衝撃…消失した服を見て警察署へ 火を付けたと認めた無職の57歳「家を燃やすつもりない」

自宅で放火未遂、容疑の57歳女を逮捕

 埼玉県警東入間署は4月30日、現住建造物等放火未遂容疑で、富士見市諏訪1丁目、無職の女(57)を逮捕した。

 逮捕容疑は4月30日午後1時ごろから同時20分ごろまでの間、自宅の2階和室で、押し入れ内の作業着に何らかの方法で火を付けた疑い。

 同署によると、女は放火直後、自ら水をかけて消火したが、作業着上下と押し入れの木製壁面など一部を消失した。同方は同容疑者と60代の男性の2人暮らし。事件当時、男性は留守だったが、消火直後の午後1時25分ごろ、帰宅した男性が火災現場を確認し、同署に届けた。駆け付けた同署員が自宅にいた女に事情を聴いたところ、火を付けたことを認めたため、任意同行を求め同署で逮捕した。女からアルコール分が検出されており、調べに対して「家を燃やすつもりはなかった」と供述している。同署は詳しい動機を調べている。

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