千葉県松戸市で5月2日、普段、自然に触れる機会が少ない幼稚園児たちが田植えの様子を見学しました。
松戸市の矢切地域では食や自然の大切さを知ってもらおうと、地元の農家らが地域の人たちを招いた農業体験を5年前から開催しています。
この日は近隣の幼稚園児100人あまりが田植えの様子を見学しました。
地元農家が300坪の広大な田んぼに田植え機で苗を次々に植えていくと、こどもたちからは歓声と拍手が沸き起こりました。
その後、コメが作られる過程や食べ物を育てる大変さなどを学ぶ食育の講義が行われ、子どもたちは初めて聞く話に興味津々な様子で耳を傾けていました。
秋には、収穫の見学会も行われる予定で、収穫したコメは近隣の幼稚園や学校の給食にも使われるということです。
見学した園児はー
「楽しかった」
「すごいって思った」
唐澤農園 唐澤圭輔 さん
「実際に田んぼに来て稲を作る過程を見てもらうのは、食育の経験として非常に有意義になるのではないか。また今度、家族を連れて来てもらって、いろいろと学んでもらえればと思って取り組んでいる」