北海道・胆振地方の安平町の市街地でクマの目撃が相次ぎ、警察やハンターが警戒にあたっています。
警察によりますと安平町の鹿公園の近くで散歩中の住民が歩いているクマを目撃しました。現場は公園の北側にあるパークゴルフ場近くの林道です。
クマは住民の5メートルほど前に現れ体長1.5メートルほどだったということです。
このほか、
鹿公園内本町4丁目付近で1件、道の駅あびら付近で1件、鹿公園のドッグラン付近で1件の目撃情報が、2日午後2時ごろまでにあわせて6件の通報があったということです。
いずれもクマは1頭だったということです。
また町営の鹿公園キャンプ場によりますと2日午後0時半ごろ園内を歩いていた人がクマを目撃しキャンプ場の管理棟に連絡しました。
管理人が目撃現場を確認しにいったところクマはまだその場に留まっていて30メートルから40メートルほどの距離にいたということです。
当時キャンプ場に利用者はいませんでした。
安平町によりますと町営の鹿公園キャンプ場は3日まで閉鎖することを決めました。
市街地では警察やハンター3人で警戒に当たっています。
付近の追分小学校、追分中学校では保護者の迎え付きで子どもたちを帰宅させる予定だということです。