今季大活躍の遠藤航になぜ“リヴァプール退団説”が浮上したのか? 英記者「彼は素晴らしい仕事をしたと思うが……」

写真:リヴァプールの中盤に欠かせない存在となっている遠藤だが……? ©Getty Images

リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に、今季限りでクラブを退団する可能性が浮上している。

遠藤は、昨年8月にシュトゥットガルトからリヴァプールへと完全移籍。加入当初こそなかなか出場機会を増やせない時期があったものの、次第に中盤アンカーポジションで地位を確立していった。今季はここまで公式戦41試合に出場して3ゴール1アシストを記録。今やリヴァプールの中盤に欠かせない存在となっている。

だが、そんな遠藤に今夏の“リヴァプール退団説”が浮上している模様だ。リヴァプール専門メディア『Rousing the Kop』は「わずか1シーズン限りで『アンフィールド』を去る可能性」と題した記事を掲載し、遠藤の退団の可能性を指摘している。

『Rousing the Kop』は「チームにはいくつか改善が必要なポジションがあるが、そのうちの一つは守備的MFだ」と言及。今季限りでの退任が確定しているユルゲン・クロップ監督の後任と目されているフェイエノールトのアルネ・スロット監督の要望で、今夏に守備的MFの補強が行われるという見方を示した。

また、同メディアはイギリス人ジャーナリストのグレアム・ベイリー記者のコメントも紹介。ベイリー記者は「日本代表のキャプテンが“レッズ”をわずか1年で退団したとしても驚きではない」と語り、次のように続けた。

「加入後、エンドウは一つの仕事を終えたと思う。素晴らしい仕事ぶりだったとは思うが、彼がいずれブンデスリーガに戻るのは確実。今現在、彼はクラブから大金を受け取っているわけではないし、クラブが彼の獲得のために大金を支払ったわけでもないのだから、エンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それはショッキングなことではないと思う」

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