フィアット500(チンクチェント)に新グレードを追加。オシャレなブルーの限定車も発売

FIAT 500C 1.2 Dolcevita。ボディカラーは、写真のボサノバ ホワイトのほか、パソドブレ レッド、シチリア オレンジの全3色を設定。

ステランティスジャパンは2024年4月25日、フィアットブランドのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」に新たなグレード「FIAT 500/500C 1.2 Dolcevita(フィアット チンクエチェント 1.2 ドルチェヴィータ)」を追加し、同日より全国のフィアット正規ディーラーにて発売することを発表した。

装備を充実させた1.2Lガソリンエンジンモデル「ドルチェヴィータ」を新設定

フィアットのコンパクトカー「500(チンクチェント)」は、日本では2022年6月からBEVの「500e」が発売されているが、従来型のガソリンモデルも併売されている。

以前には、0.9Lの直列2気筒SOHCエンジン(ツインエア)搭載車がラインナップされていたが、現在では生産終了となっており、在庫がなくなり次第、販売終了となる。

FIAT 500C 1.2 Dolcevita。ボディカラーは、写真のボサノバ ホワイトのほか、パソドブレ レッド、シチリア オレンジの全3色を設定。

今回新しく追加設定されたグレードは「FIAT 500/500C 1.2 Dolcevita」で、1.2L 直4SOHCエンジンを搭載。日常のドライブで多用する低回転域において安定した走行性能を発揮し、スムーズな加速と安定感のある走り、そして低燃費を実現している。

ベースモデルとなる1.2 CULT(カルト)との比較では、1.2 Dolcevitaはフロントフォグランプ、クローム仕上げキット(エキゾーストパイプフィニッシャー、アクセントライン付フロント/リアバンパー)、16インチダイヤモンドカットアルミホイール+195/45R16タイヤを装備しており、見た目の高級感をアップしている。

また、1.2 CULTはマニュアルエアコンとなるが、1.2 Dolcevitaはフルオートエアコンを装備する。

FIAT 500C 1.2 Dolcevita。ボディカラーがボサノバ ホワイトのソフトトップ色は、写真のアイボリーのほか、オプションでレッドも選べる。
FIAT 500/500C 1.2 Dolcevitaのインテリア。トランスミッションはATモード付き5速シーケンシャル(デュアロジック)のみとなる。

■FIAT 500 ラインナップ

おしゃれなエピックブルーを採用した限定車を発売

左がハッチバックモデルのFIAT 500 Grande Bluで、右がカブリオレモデルのFIAT 500C Grande Blu。ボディカラーは、限定色のエピックブルーを採用。

この新たなグレードの追加を記念し、FIAT 500/500C 1.2 Dolcevitaをベースとした限定車「FIAT 500/500C Grande Blu(フィアット チンクエチェント/チンクエチェント シー グランデ ブル)」を、同日より350台限定で発売する。

Grande Bluとは「雄大な青」という意味を持つイタリア語。その特徴は、深い青が印象的な限定色エピックブルーのボディカラーを採用したこと。そしてカブリオレモデルには、人気のアイボリーカラーのソフトトップを採用している。

また、インテリアにはボディカラーと相性の良い、ブルーのレザーシフトノブやインストルメントパネルを特別装備している。

車両価格は、ハッチバックモデルの「FIAT 500 Grande Blu」が315万円(250台限定)、カブリオレモデルの「FIAT 500C Grande Blu」が332万円(100台限定)となる。

ボディカラーに合わせて、インテリアカラーとレザーシフトノブにはエピックブルーを採用。

■FIAT 500/500C Grande Blu(350台限定) ラインナップ

FIAT 500/500C Grande Blu デビューフェアを開催

2024年5月18日(土)~ 19日(日)に「FIAT 500/500C Grande Blu」デビューフェアを開催する。特設サイトより申し込みの上、期間中のディーラーに来場すると、「フィアット オリジナルポーチ」がもらえる。

ホワイトベートネイビーベースのFIATオリジナルポーチの2種類を用意。

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