地上55mの空を泳ぐ「クレーンこいのぼり」 吊り上げ作業に密着 北海道・北広島市

もうすぐ「こどもの日」。2日、北海道・北広島市に毎年大人気の巨大こいのぼりが登場しました。クレーンでの吊り上げ作業に密着しました。

森唯菜アナウンサー)

「朝の8時半、みなさんすでに作業に取り掛かり始めています。そして今、大きなクレーンがゆっくりとこちらへ進んできました」。

北広島市の重機会社、三和重機。1999年から毎年、会社の敷地内に置いたクレーンを使ってこいのぼりを上げています。

作業員)

「クレーンでワイヤーを吊り上げて、そのワイヤーにこいのぼりをひとつずつとめていく感じですね。

みなさんから評判がいいみたいなので自分たちもやりがいがあります」。

森唯菜アナウンサー)

「10人以上の作業員のみなさんで一気にロープに鯉がつけられていきます。カラフルで可愛らしい」。

ワイヤーにひとつひとつネジでとめられていくこいのぼり。その数、実に55匹。

作業員)

「クレーンで高いところまで行くので、しっかりくっつけないと飛んでいってしまうんですよね。(Q大きいですね)こいもそうですね。みなさん使わなくなったものを寄付していただいたりして、とてもありがたい」。

作業開始からおよそ2時間後。

森唯菜アナウンサー)

「ロープがクレーンでつり上げられていきます。鯉が泳いでいます」。

見事、55匹のこいのぼりが屋根よりも高い地上55mの高さまで吊り上げられました。札幌から駆けつけた子どもたちも大興奮です。

子ども)

「動いた」「大きい」。

まんまる保育園・棚橋亮仁園長)

「毎年来ます。働く車が大好きなので、こいのぼりも見られて働く車も見れるという部分で本当にいい」。

三和重機・黒澤文恵常務取締役)

「地域の交通安全を願って上げさせてもらった。毎年これを楽しみにしているという声をいただいて、逆にこちらが元気をもらっている」。

地上55mの空を泳ぐクレーンこいのぼりは来週火曜日の朝まで楽しむことができます。

(c)HTB

© HTB北海道テレビ放送株式会社