閉店したJA系スーパー跡地に「ローソン」出店へ 町が土地購入・建設費を支援、生鮮食品も取り扱う

去年9月に閉店した鳥取県八頭町のトスク丹比店の跡地に、コンビニエンスストアのローソンが出店し、スーパーの業態に近づけて生鮮食品も扱うことが決まりました。

トスク丹比店は、JA鳥取いなばの方針により閉店となったトスク9店のひとつで、去年9月末に閉店した後も買物環境の維持のためJAや地元八頭町が引継ぎ先を探していました。

出店が決まったローソンはフランチャイズで経営している若桜町の瀬戸商店が運営し、建物が解体されたトスク跡地に新たに店舗を建設し、11月にオープンする見通しです。

通常のコンビニよりも広くとった店内はスーパーの業態に近づけ、別のスーパーから仕入れた精肉や鮮魚、野菜など生鮮食品も取り扱う予定で、ローソンとしては珍しいタイプの店となります。

八頭町は土地購入や店舗建設の費用の半分を県の交付金も活用して支援する方針で、唯一のスーパーが閉店となった八東地区でようやく買物環境が維持できると胸をなでおろしています。

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