ゴールデンウィーク「鳥取砂丘」観光で渋滞に巻き込まれないためには? 渋滞のピークはいつ頃?

コロナの5類移行後初めてとなる今年のゴールデンウィークも後半に突入。観光地には多くの人出が予想されています。
車の渋滞が心配されるのが鳥取砂丘。連休の楽しい思い出が渋滞の記憶にかき消されないよう、対策にも力が入っています。

日野彰紀 記者
「鳥取砂丘の東側にあるオアシス広場です。通常は車が入れないところも明日からは臨時駐車場となります」

鳥取砂丘の渋滞の原因のひとつは砂丘近くの駐車場が満車になり入りきれない車が列を作ること。

3日からは西側も含めた砂丘周辺の駐車場およそ1600台分に加えて、鳥取砂丘オアシス広場で800台など臨時駐車場が1500台分以上用意されます。

開放される県立中央病院の駐車場などからも含め、砂丘方面への臨時バスも運行されます。

人出のピーク、つまり渋滞のピークはいつ頃になるのでしょうか。

鳥取県道路企画課 安藤浩平 係長
「ピークは5月3日から5日をピークと見込んでおります。3万人以上の入込客数が予測されています」

1日あたり3万人以上は、雄大な砂丘が人でごった返すような人出。あすからの3日間は去年最も多かった4日の人出を上回ると予想されています。

車で向かう観光客が多いことから道路の渋滞も気がかりで、覚寺交差点から砂丘に至るルートには多くの車が集中してしまいます。

鳥取県や鳥取市、国土交通省は警察とも連携して、この通常ルートを通らない迂回を呼び掛けていて、例えば西から国道9号で来た場合は福部インターチェンジまで回るルート、南の鳥取道や西の山陰道から来た場合は鳥取市街地から国府を通って福部に抜けるルートを紹介しています。

リアルタイムで状況を知らせるため、オアシス広場の駐車場や覚寺交差点などにはライブカメラを設置します。

あすからの連休に砂丘に行こうと決めた人が、まずすべきこととは…。

鳥取県道路企画課 安藤浩平 係長
「まずは鳥取市周辺渋滞対策検討協議会のXとかフェイスブックを確認して頂き、道路状況を見てから来ていただければ幸いです」

連休の一番の思い出が渋滞だったなどとならないように、まずはしっかりと情報収集して、迂回路や臨時駐車場を利用するなど楽しむための計画を立てる必要がありそうです。

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