青空に泳ぐ90匹のこいのぼり 不要になったもの集めて 35年前から続く地域の活動【長野・塩尻市】 

塩尻市の公園に登場したおよそ90匹のこいのぼり。5月5日の「こどもの日」を前に飾られ、訪れた人たちを楽しませています。

穏やかな風が吹く五月の空を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼり。小さな女の子が思わず手を伸ばします。

(Qこいのぼりはどうですか?)

■塩尻市から
「どう?」
「これ取りたい」

塩尻市の北小野勝弦の住民団体が地元の活性化を目指して、35年前から毎年、家庭で不要になったこいのぼりを集めて設置しています。
今年は先月28日に住民団体の10人が参加し、長さおよそ100mのワイヤーに全部で90匹のこいのぼりを飾りました。

■塩尻市から
「きれい、すごいですね。こどもは初めてです。ふだん見られないので見に来てよかった」

■神奈川から
「いろんな色があってきれい」

■神奈川から
「仕事がまとまって休みになるのでこうやって(家族)皆で遊びに来るのは楽しい」

こいのぼりは今月中旬まで飾られる予定です。

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