中学生が帰国報告会 福島県白河市の姉妹都市フランス・コンピエーニュ市を訪問

海外派遣の思い出を話す生徒と保護者

 福島県白河市の姉妹都市であるフランスのコンピエーニュ市を訪問した中学生の帰国報告会は4月25日、市役所で開かれた。

 フランスを訪れた中学生(当時)の9人と保護者らが出席した。派遣事業団長の和知玲子白河国際交流協会副会長があいさつし、生徒と保護者がそれぞれ思いを語った。生徒は滞在中の思い出を振り返りながら、海外での貴重な体験を今後の進路に役立てたいと述べた。保護者は出発前に比べ成長したわが子の姿に触れ、派遣が貴重な教育の機会となったことに感謝した。

 派遣は交流協会が実施した。一行は3月22日に白河市を出発、28日に帰国した。コンピエーニュ市ではホームステイを通じてフランスの生活習慣を学んだ。現地の学校を訪問して高校生と交流し、相互理解を深めた。パリも訪れ名所を見学した。

 報告に先立ち交流協会の内藤義久会長、鈴木和夫市長らがあいさつし、参加者をねぎらった。

(県南版)

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