埼玉が全国に誇るバラ、11日頃に満開へ バラまつり、あす3日から31日まで開催 北海道から鹿児島までの29自治体、バラでまちづくり推進し伊奈に集結 会場の記念公園、敷地1万4千平方メートルにバラ400種5千株

バラまつり、ばらサミットのPRに県庁を訪れた大島清伊奈町長(左から2人目)=26日午後、県庁

 伊奈町の大島清町長が26日に県庁を訪れ、約1万4千平方メートルの敷地に400種5千株のバラが咲く町制施行記念公園で開催される「バラまつり」と「ばら制定都市会議(ばらサミット)」を大野元裕知事にPRした。

 バラまつりは5月3日から31日まで開催され、見頃を迎える6日から有料となる(大人350円)。11、12日には市町村観光物産展や花苗販売も行われ、バラを生かしたまちづくりを進める北海道から鹿児島県まで17道府県の29自治体が加盟する、同会議の記念植樹式や伊奈小針中吹奏楽部の演奏が予定されている。

 大島町長は「伊奈のバラが全国で見てもらえるようになるのはうれしい限り。今年はやや開花が遅れているが、11日には満開にする」と話し、大野知事は「天気だといいですね、青空のほうが映える。素晴らしいバラ園ですので多くの方に来ていただけるように」と話した。

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