ドジャース・山本由伸投手(25)が無傷の3連勝と波に乗ってきた。1日(日本時間2日)のダイヤモンドバックス戦(チェイスフィールド)に先発し、6回を5安打無失点に抑えて3勝目をマーク。15イニング連続無失点を継続させ、防御率2・91と本来の姿を取り戻してきた。
立ち上がりの不安も徐々に克服して安定感を見せているが、韓国メディアはいまだに1回5失点KOされた3月21日のパドレスとのデビュー戦(ソウル・高尺ドーム)を引き合いに出し「高尺では双子が投げていたのか?」と変貌ぶりに驚いている。
韓国メディア「日刊スポーツ」は「あの日の高尺の登板がなかったら山本はどのような活躍を見せたのだろう」と韓国での屈辱がバネになったとし「米国復帰後、連日完ぺきな投球を披露し、ついに防御率2点台まで下げた。高尺でパドレスに1イニング5失点したことを思えば、驚くべき成績だ。彼はパドレス打線相手にアウト1つ取ることもできずに連続失点した。実力で自分を証明し、マウンドを守っている」などとと報じた。
他にも「ソウル惨事は忘れられたことになった」(スポーツ朝鮮)、「ソウル後は安定感ある姿で期待にこたえている」(ニュース1)と山本の〝豹変ぶり〟に驚き、活躍をたたえている。