富士通レッドウェーブの中村優花が引退を発表…11季のキャリアに幕「感謝の気持ちでいっぱい」

富士通レッドウェーブは5月2日、中村優花が2023-24シーズンをもって退団することを発表した。

現在29歳の中村は、178センチ76キロのパワーフォワード。柴田女子高校在籍時に世代別日本代表に名を連ね、2013年にJX-ENEOSサンフラワーズ(現在ENEOSサンフラワーズ)へ加入した。8シーズンにわたって在籍し、2021-22シーズンに富士通へ移籍。2023-24シーズンはレギュラーシーズンの22試合に出場すると、チームが優勝を飾った「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」でも全6試合でプレーした。

キャリア11シーズンで通算257試合に出場した中村は、公式HPを通じて「今シーズンを持って引退することにきめました」と現役から退くことを明かし、次のように続けた。

「3年間、レッドウェーブの選手として駆け抜けてきて、沢山のものを得られました。特に今シーズンは、バスケットの楽しさを感じながら、チームとして成長していく中で挫けそうになりながらも、周りの方々に支えられながら、自分たちで成長してきたことを実感し、進んでこられました。みんなと喜びを味わいながら優勝を掴み取れたことは、本当に嬉しかったし、かけがえのない宝物です!沢山の応援や、いろんな角度でサポートしてくれた皆さん。本当にありがとうございました!感謝の気持ちでいっぱいです」

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