島根県出雲市で、2日、特産の日本茶の初摘会があり、早乙女姿の女性たちが、柔らかに伸びた緑色の茶葉を丁寧に摘み取りました。
立春から数えて88日目の八十八夜は、田植えや茶摘みを始める頃とされています。
2024年はうるう年のため、この日は、1日過ぎていますが、5人の早乙女たちは、青空のもとで新芽の先の部分だけを手際良く摘み取って行きました。
出雲精茶・岡祐太代表取締役「一番茶ならではのさわやかな香り、柔らかな甘み、うまみっていうのがやはり楽しめます。」
2024年は、霜の被害もなく、緑が濃い甘みの強い仕上がりで、5月中旬から新茶が店頭に並ぶということです。
出雲精茶・岡祐太代表取締役「昨年はイギリスからお客様いらっしゃってて、同じ早乙女の姿して頂いて、お茶摘み体験とかして頂いたんですけども、そういった中で何かしら手立てがあれば是非また考えてやって行けたら面白いんじゃないかなと。」
世界的に日本茶の評価が高まっていているということで、この会社は、海外輸出を進める中、今後はさらにインバウンド観光にも、注目していきたいとしています。