[パリ ２日 ロイター] - Ｓ＆Ｐグローバルがまとめた４月のフランスＨＣＯＢ製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は４５．３と、前月の４６．２から低下し、３カ月ぶりの低水準となった。
生産と新規受注が低迷した。速報値の４４．９からは上方修正された。ＰＭＩは５０が好不況の分かれ目となる。
ハンブルク商業銀行のエコノミスト、ノルマン・リープケ氏は 「フランス製造業の生産は４月も低迷した。製造業は依然として経済全体の回復を妨げているが、これは一時的だろう」と指摘。
「需要の悪化ペース加速を反映して生産指数は低下したが、今年第３・四半期には製造業の回復が見込まれる」と述べた。
