3月の通貨統計、総預金0.2%増

香港金融管理局(HKMA)は4月30日、2024年3月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、3月の認可機関の総預金残高は前月比0.2%増で、うち香港ドル預金は0.7%増、外貨預金は0.2%減。1~3月の総預金残高は0.2%減、香港ドル預金は同0.1%増となっている。香港の人民元預金は3月に2.0%減、3月末現在で9447億元。越境貿易決済の人民元取引総額は3月に1兆2484億元に上り、2月の1兆644億元より増加した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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