メーガン妃のネットフリックス新番組の撮影現場は「世界最大規模の大麻農場」だった

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃は新ブランド立ち上げに伴い、新たなネットフリックス番組の撮影に入ったと報じられているが、撮影地の1つがカリフォルニア州でも有数の「世界規模の大麻農場」であることが分かった。英紙デーリー・メールが1日に報じた。

メーガン妃はモンテシトの自宅近くの家を借りて新番組の撮影に入っているとされているが、もう1つの撮影現場は、カリフォルニア州カーピンテリアの大麻栽培事業会社「ファームレーン」の14エーカー(約1400坪)にも及ぶ広大な大麻農場だという。

経営者のヴァン・ウィンガーデン一家は、カリフォルニア州沿岸の町カーピンテリアの裕福な住民、学校、地元企業を巻き込みスカンクの悪臭のような「大麻戦争」を起こしているという。ガーピンテリアはメーガン妃の自宅があるモンテシトに隣接している。そんな場所で撮影していることに対して反発している住民も多いという。

カリフォルニア州の嗜好用大麻合法化により、カーピンテリア・バレーとサンタバーバラ郡南部の一部は世界最大のポット栽培地域の1つとなった。地元の政治家は大麻農場にあまりにも寛大あると非難され、農場の所有者は周囲のブドウ畑やアボカド畑に損害を与えているとして非難されているのが現状だ。

2019年にカリフォルニア州サンタバーバラ郡は州で合法的に栽培された大麻35%を占めていた。現在、カーピンテリア地域は「カリフォルニアの大麻首都」として知られている。そして、メーガン妃の番組撮影に協力したヴァン・ウィンガーデン家は、合法的に生産された大麻のこの地域最大の供給業者である。大麻の花とあらかじめ巻かれた大麻ジョイントを販売している。

ファームレーンの社の公式サイトでは「私たちは資源を効率的に使用し、大麻の臭いと排出を管理し、カーピンテリアで責任を持って栽培された高級大麻の花の基準を設定することに取り組んでいます」と書かれているが、ここ数年は町中に漂う大麻農場からの刺激臭に関する苦情が地方自治体に2000件以上も殺到し、訴訟沙汰も絶えない状況だという。

そんな危険な場所でメーガン妃は無事撮影を敢行できるのか。新ブランドのイメージにも大きく影響を及ぼしそうだ。

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