高まる家族葬のニーズに応え専用ホールがオープン 岐阜県関市

葬儀のイメージ=関市西本郷通、いのりづるの森

  時代の変化に合わせて変化してきた葬儀の形式に対応して、岐阜県関市西本郷通に新しく家族葬専用のホール「いのりづるの森」が誕生しました。

  運営するのは、関市で90年つづく葬儀会社「公益社」です。

  葬儀というと、以前は親族や友人、会社関係者や近所の人々など、数十人が集まり大規模に行われることが一般的でした。

  しかし近年は、親族や親しい友人など関係者のみが出席して執り行う家族葬が多くなっています。

  こうした家族葬のニーズに寄り添った葬儀空間を提供しようと、「いのりづるの森」が建てられました。

  特徴は、葬儀場にリビングやカフェコーナー、そしてキッチンに浴槽が併設されたことです。

  公益社の東谷知典専務は「遺族の方に、自宅にいるような感覚になってもらい少しでもリラックスしてもらいたい」と思いを語っていました。

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