【山口天気 夕刊5/2】東西に長い高気圧で こどもの日(日)まで行楽日和続く 連休最終日は激しい雨や突風のおそれ

きょう2日(木)の県内は、すがすがしい青空が戻ってきました。朝は少々ひんやりした空気に包まれていましたが、昼間はタップリの日差しとともに気温は20度前後まで上がって過ごしやすい陽気になりました。

天気図を見ると、前線が日本の南に離れ、日本付近は広く高気圧に覆われる状況となってきています。注目なのが、この高気圧が横に長い形をしていること…この形になると、西から東に天気が移り変わっても、高気圧に覆われ続けるため、安定した天気がしばらく続くことになります。

ゴールデンウィーク後半4連休は、あす3日(金)の「憲法記念日」、あさって4日(土)の「みどりの日」そして5日(日)の「こどもの日」まで、日本列島は広く東西に長い高気圧に覆われ続ける見通しです。前線が近い沖縄方面は少々ぐずつく天気のタイミングがありますが、九州~北海道に至るまで、そして山口県内でも、穏やかな空模様…行楽日和が続く見通しです。

注意を要するのが連休最終日の、6日・振替休日です。晴天をもたらし続けた高気圧が東に遠ざかり、西から進んでくる低気圧や前線の影響で、西日本では天気が大きく崩れ、やや活発な雨雲も通過していくことで、少々激しい雨や突風を伴うなど、若干荒れ気味の天気となる心配も見えてきています。

改めて、3日(金)の各地の天気です。

すがすがしい青空の一日で、絶好の行楽日和で、ゴールデンウィーク後半4連休スタートとなるでしょう。朝は気温が1桁の所があるなど少し空気はヒンヤリですが、日中の気温は各地で20度を超えて、この時期らしい快適な陽気になりそうです。

5日(日)の「こどもの日」までは、行楽日和が続きそうです。引き続き、朝は少しヒンヤリ空気、昼は若干汗ばむ暑さ、というやや大きい寒暖差にお気を付けください。

連休最終日の6日(月)振替休日は低気圧や前線の通過で、やや激しい雨、突風など、少々荒れ気味の天気となるおそれがあります。

また、連休明けもしばらく不安定な天気が続きそうです。

ゴールデンウィーク後半4連休は、3日間は存分に行楽日和を満喫しつつ、最終日は安全第一の心構えを高めて、充実した連休をお過ごしください。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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