前橋市は、今年度の固定資産税と都市計画税の課税にミスがあり、79人に合わせて約309万円を過大に請求していたと発表しました。
市によりますと、先月8日付で納税通知書を発送したところ、17日に市民1人から「昨年度と比較して一部の土地の税額が高くなっている」と問い合わせがありました。評価や課税の内容を確認したところ、税額の基礎となる前年度課税標準額の登録に誤りがあることが判明しました。
誤りがあったのは、市内の140土地で79人が対象です。過大に請求した課税額の合計は、固定資産税と都市計画税で合わせて約309万円です。
市は、2日付けで訂正した納税通知書を発送し、納付済みの対象者には、還付の手続きをするということです。
小川市長は、「納税者の皆さまに心からお詫び申し上げます。再発防止に向けまして、改めてチェック体制を強化します」とコメントしています。