[高校野球2024・新潟]公式戦初アーチで試合の流れグイッ、日本文理の主将野口壱矢「理想の打撃ができた」 開志学園が"私学対決"制す

日本文理-新津工 1回日本文理1死二塁、野口壱矢が適時三塁打を放ち1-0=新発田市五十公野

 [日本文理12-0新津工業]日本文理の主将、3番打者の野口壱矢が打線をけん引した。初回の先制適時三塁打で勢いに乗ると、二回には公式戦初となる本塁打を放ち、試合の流れを引き寄せた。

 右翼スタンドに運んだ2点本塁打は「理想の打撃ができた」。バットの芯で捉えるため、通常よりも小さい球で打撃練習を重ねた成果が出た。

 この日は犠飛を含む4打点の活躍。「素直にうれしい」と笑顔を見せつつ「気を抜かずに、次戦でも常に有利に試合を進めたい」と表情を引き締めた。

◆本田大翔&齋藤康太が悔しさ晴らす本塁打

 [開志学園15-7新潟明訓]2本の本塁打が勝利を呼び込んだ。開志学園の3番打者本田大翔が初回にソロ本塁打、二回には4番の齋藤康太が2点本塁打を放ち、注目の私学対決を制した。

 本田が「狙っていた」初球の変化球を右翼スタンドに運び、齋藤は「体が反応した」という外角高めの直球をバックスクリーンに突き刺した。

 新潟明訓投手陣の映像を研究したことが、15得点につながったという。この試合4打点の齋藤は「秋の大会で北信越に進めなかった悔しさを春で晴らす」と次戦を見据えた。

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日本文理-新津工 日本文理の先発丸山慶人=新発田市五十公野
日本文理-新津工 日本文理2回2死三塁、野口壱矢に2ランを浴びうなだれる新津工の星野雄紀=新発田市五十公野
新潟明訓-開志学園 1回開志学園2死、本田大翔が右越えにソロ本塁打を放ち1-0=新発田市五十公野
新潟明訓-開志学園 2回開志学園1死一塁、齋藤康太が2点本塁打を放つ=新発田市五十公野

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