【インドネシア】3月の外国人訪問者、前年比22%増の86万人[観光]

インドネシア中央統計局は2日、3月に主要玄関口から入国した外国人訪問者数が前年同月比22.4%増の85万9,797人だったと発表した。前月からは6.2%減少したが、2カ月連続で85万人を超えた。

3月に首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港から入国した外国人は16万917人で、前年同月比14.2%増、前月比14.2%減だった。

国内有数の観光地バリ島のングラライ国際空港からの入国者は46万3,804人で、前年同月比26.4%増、前月からは2.1%増えた。

1~3月の入国者は253万6,809人で前年同期比31.7%増だった。主要15空港のうち、南スラウェシ州マカッサルのハサヌディン空港と、昨年10月末から全面的に運用を開始した西ジャワ州マジャレンカ県のクルタジャティ空港を除く全ての空港が、2桁以上伸びた。

3月の国別入国者数は、マレーシアが16万270人で引き続き最も多く、前年同月から5.1%増、前月からは26.5%減で、全体の15.4%を占めた。日本からの入国者は、前年同月比58.3%増、前月比1.4%増の2万6,950人だった。日本は前月から順位を1つ上げて9位となり、2カ月連続で上位10カ国入りした。

38州の主要星付きホテルの平均客室稼働率は、前年同月比2.85ポイント減、前月比6.04ポイント減の43.41%だった。州別では、リアウ諸島州が前年同月比10.39ポイント増、前月比7.66ポイント減の54.85%で最高だった。

全国のホテルの平均宿泊日数は前年同月から0.03日増、前月からは0.08日増で1.70日だった。

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