ゼイン・マリク、初のソロライブをロンドンで開催へ

ゼイン・マリクが初めてのソロライブの開催を発表した。2015年にワン・ダイレクションを脱退したゼイン、今月17日にリリースされる4枚目のソロアルバム『ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ』を記念してスペシャルライブイベントを敢行する。

同新作のリリース日に、ゼインはロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアのステージに上がる予定で、当日はドキュメンタリー『ロード・バック・トゥ・ザ・マイク』のプレミア上映も行われる。

2021年の『ノーバディ・イズ・リスニング』に続く同新作についてゼインはこう話している。「今まで作った中で一番好きなアルバムで、その主な理由は純粋な正直さと脆弱さから生まれた作品だからだ」「それぞれの曲をまるで僕が君のそばに座り自分の感情を直接語り掛けているように感じて欲しかった」「生のすべてをはぎ取った、僕がずっと作りたいと思っていたタイプのものさ」

そして制作当時は内省的になったことで、音楽の方向性が絞られたそうで、曲ごとではなくアルバムを一気にリリースする重要性を感じたという。「当時僕がどんな場所にいたかということ。物事から遠ざかり、自分自身の思考と生きることで、そんな場所から何かを創りたいという思いが生まれたんだ」「一つの作品として出す。世界のためだけじゃなく、僕のために」

今回ブランディ・カーライル、ジェイソン・イズベル、クリス・ステイプルトンの作品を手掛けたデイヴ・コブを迎え共同プロデュースも担当したゼイン、「デイヴ・コブとの仕事は素晴らしい経験だよ」「音楽を向上させるその腕は誰にも負けない。今回のレコード制作でも素晴らしい仕事をして僕を手伝ってくれた」

そんなゼインの初ライブ「ゼイン:ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ」のチケットは同新作を8日までに予約することで購入可能となっている。

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