「地球がこのチームを拒否している」トラウトが故障離脱と大激震のエ軍、翌日の試合中に地震発生「ネトが取り損ねたのは地震のせい?」と米ファン

現地4月30日に主砲マイク・トラウトが左膝半月板の損傷を公表し、大激震のロサンゼルス・エンジェルスが、その翌日の試合中に地震に見舞われた。

エンジェルス専門サイト『Halos Today』によると、現地5月1日に本拠地エンジェル・スタジアムで行なわれたフィラデルフィア・フィリーズ戦の2回途中、アナハイム近郊を震源地とするマグニチュード4.3の地震が発生したという。

同メディアは、「エンジェル・スタジアムががたがたと揺れた。今週、アナハイムで起きたトラブルはチームのスター選手、トラウトの負傷だけではなかった」と伝えた。左膝半月板を損傷したトラウトは近日中に手術する予定で、復帰時期は未定のようだ。

地震については、米メディア『The Athletic』でエンジェルスの番記者を務めるサム・ブルーム氏が自身のX(旧ツイッター)で、「パトリック・サンドバルは2イニングで63球。ザック・ネトのミスプレーでフィリーズが2点を先制した。それと、いまスタジアムで地震があったね」とポストした。
地震を体感したエンジェルスのファンは、「地球がこのチームを拒否している」「いま、揺れたね」などとSNSに投稿したほか、地震の直前にエンジェルスの遊撃手ネトが目測を誤って打球を取り損ねた点に注目。「地震で打球が曲がった?」「ただのミス?」「ネトが取り損ねたのは地震のせい?」などと書き込んでいた。

さらに、前日の4月30日には、アリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、試合前にバックネット上部に蜂の大群が確認されたため、1時間55分も開始が遅れた。これを踏まえて『Halos Today』は、「2日連続で、母なる自然にMLBの試合が妨害された」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社