ビジネスSNS「LinkedIn」が気軽に遊べる3つのゲームを実装―数分のプレイでコミュニケーションを促進

ビジネスSNS「LinkedIn」が気軽に遊べる3つのゲームを実装―数分のプレイでコミュニケーションを促進

ビジネスに特化したSNSであるLinkedInは、同社のニュースチームが作成した3種類のゲームを公開しました。専用ページから遊ぶことができます。

数独などの有名なカジュアルゲームがアレンジされた『Queens』、『Pinpoint』、『Crossclimb』という3つのゲームがブラウザ/アプリベースで公開されており、PCとモバイル端末の両方でプレイ可能です。

各ゲームは1日に1回だけ遊べるようになっており、プレイ時間も数分という手軽なもので、LinkedInユーザーは自らの「つながり」の中で誰がゲームをプレイしているかが分かるほか、リーダーボード(ランキング)機能も用意されています。

LinkedInのバイス・プレジデントであるDaniel Roth氏はゲーム実装の狙いについて「これらのゲームが、世界中のプロフェッショナルの間で、雑談や会話、そして健全な競争を生み出すことを願っています」と語っています

LinkedInは全世界でおよそ10億人が利用しており、うち日本のユーザーは300万人強とされています。2023年5月に創業20年をむかえた際は日本の就労者1,000人に意識調査を実施しており、約5割の回答者が「今もこれからも、最も必要とされるものはコミュニケーションスキルである」と回答していました。

自社サービスにゲームコンテンツを導入する動きはNew York TimesやNetfilxなどのサブスクリプションサービスでも見られますが、これらは解約を防止するためのコンテンツ拡充だと考えられます。他方、SNSであるLinkedInのゲーム実装は、その大目的である「ユーザー同士のコミュニケーション」を促進する施策の一環なのでしょう。

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