マカオ、「五・一」労働節GW2日目のインバウンド旅客数は15万人…2日間累計27万人に

マカオ消費者委員会によるインバウンド旅客へのサーティファイドショップのプロモーションの様子(資料)=2024年5月1日(写真:マカオ消費者委員会)

 アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節)ゴールデンウィークを迎えている。

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休となるほか、 マカオと香港でも飛び石連休となるため、インバウンド旅客の増が期待されている。

 マカオ治安警察局は5月3日未明、労働節ホリデー2日目にあたる5月2日の出入境統計(暫定データ)を公表。同日のインバウンド旅客数は15万0862人(延べ、以下同)で、2日間累計では27万2612人、単日平均13万6306人に上った。

 近日、マカオでは雨模様の天気が続いているが、5月2日は夜間に一時雨となったほかは曇りで、主要な観光名所となるマカオ半島歴史市街地区の聖ポール天主堂跡前一帯で正午すぎから午後7時まで、タイパ島のタイパヴィレッジ官也街一帯では午後2時半から午後6時半にかけて混雑を理由に通行規制が敷かれた。

 治安警察局は出入境のピークを5月2〜3日と予測しているほか、マカオ政府旅遊局は今回の労働節GW期間中のインバウンド旅客数について、単日約13万人との見込みを明らかにしている。

 なお、前年同時期(2023年4月29日から5月3日までの5日間)の単日平均インバウンド旅客数は約9.9万人で、今年どの程度までインバウンド旅客数が伸長するかが注目される。

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